女性薄毛の治療法

薄毛に悩む女性

まず治療法を考える上で重要なのは何を原因とした薄毛なのか正確に突き止める事で、それぞれの原因ごとに対策は大きく異なりますのでご自身の身体に起きていることをしっかりと見つめなおす必要があります。

 

まず体調不良を原因としている場合についてですが、女性の中にはダイエットをしている方も多く、また好き嫌いが激しく偏食がある方は双方共に食生活を変えることが重要になります。

 

ダイエットや偏食で陥りがちなのは髪の生育に必要な栄養が不足している事で、ビタミン・ミネラル・タンパク質など髪に必要な栄養素を漏らすことなく必要分をしっかりと補う事が重要になります

 

また成長期を迎えた方や忙しく働く方の場合は夜間の睡眠時間が不足するなど、生活の乱れを原因として抜け毛が生じる事もあります。夜間にしっかり睡眠をとらないと髪の成長に必要なホルモンが正常に分泌されませんので、睡眠時間が少ないことはもとより昼夜が逆転した生活ではホルモンバランスが乱れる事にも繋がりかねず、生活改善は必須になります。

 

続いて年齢と共に薄毛が生じた場合についてですが、原因としては更年期に近づく中でホルモンの分泌量が低下したりバランスが崩れる事が原因として挙げられます。

 

また更年期障害を発症するようになると髪が抜け落ちるだけでなくホットフラッシュと呼ばれるのぼせやほてりと共に自律神経系の不調など心と体の双方で体調が悪化する事になりますので一刻も早い治療が必要になり、このケースでの対処法としては医師の診察を受けたり、減少したホルモンを補う医薬品を服用する事が勧められます。

 

また抜毛は必ずしも年齢と共に生じるわけではなくまだ若い20代の方でも生じる事もあり、この場合は原因が複数に及び睡眠不足・過度なヘアケア(パーマ・カラーリングなど)・ストレス・喫煙・経口避妊薬などに伴い生じやすくなります

 

この若年性の症状の場合はいずれかご自身で該当する項目で改善を行う事になり、若さゆえにすぐに状態も回復する事になるのですが、一方で年齢を重ねる中での脱毛は症状の回復までには時間を要する事もあります。

 

そうした時の対処法としてはヘアウィッグなどを使う事を検討するのも現実的な対応となり、体質改善を目指すと共に時間差で毛髪が回復するまでは一時的に利用を考えてみると良いでしょう。また最近のヘアウィッグはデザイン性に優れていますので、毛髪が回復した後も継続的に使用する方も増えております。

パントスチンとパントガールの長期間服用で女性の薄毛は改善する

薄毛治療箱

パントスチンは、パントガールとともに、女性によく使われる薄毛治療薬です。パントスチンは主成分が「エストラジオール」という女性ホルモンで、DHTの働きを抑えることで脱毛を防ぎます。

 

使用してすぐ毛が生えてくるわけではありませんが、3ヶ月〜半年くらいの期間使用することで、髪の毛が太くなって生えてきたり、朝塗布すると1日中髪にコシが出てふんわりしているといった実感のある人が多いようです。

 

1日1回の塗布が基本ですが、脱毛が改善してくれば、2日に1回、3日に1回と塗布回数を減らしていくこともできます。またパントガールには、特別な構造のアミノ酸やたんぱく質、ビタミンB1、薬用酵母、パントテン酸カルシウム等が配合されています。

 

パントスチン同様、服用期間は最低でも3ヶ月と考えておきましょう。製造販売をしているMerz Pharmaceuticals社の臨床試験によると、3ヶ月間の使用で70%の人が抜け毛が減少し、20%の人が抜け毛がほとんど無い状態になったという結果が出ています

 

パンガールは1回1カプセル、1日3回の服用が基本です。パントガールに含まれているビタミンBは水に溶けやすく、また一度に大量に摂取しても限られた量しか体内に蓄えることができないため、3回に分けての摂取が好ましいとされています。

 

パントスチン、パントガールとも副作用はほとんどないため、長期間使用しても問題ないとされています。女性の薄毛は加齢によるものが多いため、そのまま放っておくとどんどん進行します。日ごろのヘアケアは大切ですが、同時に専門医の処方した薬をきちんと使っていくことも重要です。

え?FAGA(女性男性型脱毛症)?何が原因で発症するの?

年齢を重ねると髪にボリュームがなくなったり、急に抜け毛が多くなったように感じる女性が、最近では増えてきています。この症状は、男性脱毛症(AGA)とよく似ていて、一般的に女性男性型脱毛症(FAGA)と呼ばれています。ただ、FAGAの場合は、AGAのように生え際が後退したり、頭頂部から薄毛になるということはなく、毛髪が細くなったり、抜け毛が増えたりするのが特徴です。

 

女性男性型脱毛症の原因は、男性脱毛症と同じで、男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」が関係してきます。特に年齢を重ねて行くほど女性ホルモンが減少して、反対に男性ホルモンが増加してきます。そのため発症しやすいと言われています。しかし、20代等若い年齢の女性にも増えてきている傾向にあり、この場合は、女性ホルモンの減少以外のものが多く、一概にホルモンの乱れによるものだとは言いきれなくなってきています。

 

原因として考えられているものにストレスや自律神経の乱れ、間違ったヘアケア、そして、妊娠、出産などです。若い人の場合は、ストレスにより女性ホルモンが減少し、ホルモンバランスが崩れることにより、FAGAを発症している可能性があります。女性の薄毛は、男性の薄毛に比べて、まだその原因が解明されていないため、育毛剤などもそんなに販売されていません。ですから、髪の毛が薄くなってきたなあと思って、男性の育毛剤を安易に使用せずに専門医に相談するようにしましょう。

 

また近年は外科手術による自毛植毛も増えています。女性の場合は生え際の植毛が多いようです。これは何かしらの原因で脱毛が進行している場合に限らず、生まれつきの額の広さを解消する為にも行われる症例が多いです。薄毛は薄毛でも、事情が違う薄毛の場合には自毛植毛が良い場合もあります。自毛植毛の費用はこちら